【独り寝のお作法】

127. 生理のツラさは布ナプも精神論も緩和できない。本当に役立つマストアイテム


hitori

 今週に入ってからmessyでは「生理」関係の記事が続いています。どれもたいへん興味深く拝見しました。

・女性の生理は、女性のものではなかった。それによって私たちが失ったもの/『生理用品の社会史』田中ひかる氏インタビュー前篇
・月経血は「きれい」なのか? 透明化した生理と、女性の生きづらさの関係/『生理用品の社会史』田中ひかる氏インタビュー後篇
・生理中の女性は万引きし、放火する…。昔からあった婦人科系トンデモの世界

 そして私は毎月必ず自分の身体に訪れる現象なのに、生理についてあまり深く考えてこなかったことに気づきました。「今月もちゃんと来た」は健康のひとつのバロメーターにしてはいますが、そのほかに思うことといえば「めんどい」「痛い」「早く終わってほしい」どまり……。

 女性同士で、生理について突っ込んだ話をしたこともありません。生理と社会場とか、自分にとっての生理とか、小むずかしいことを話したいわけではなく、たとえば「あの生理用品、いいよね!」「この鎮痛剤いいよ~」といった話もあまりされないように思います。コスメやサプリメントについての情報交換と同じノリで、そういう会話が交わされていてもよさそうなのに。1カ月のコスメ代は個人差が大きいと思いますが、生理用品に使う代金はそこまで差がないはず。本来なら、同じ目線でアレコレ話しやすいテーマのはずです。また、「お腹が痛い~」という弱音を「たいへんだよね、わかる~」と共感されることはあっても、「こんなにお腹が痛いって、ヘンじゃない?」と相談されることはめったにない印象です。

 かくいう私も、生理の憂うつを乗り越える「対策」をばっちりしている一方で、それについて人と話したことはほとんどありません。なぜだろう? 上記の記事にある「いまだ生理について語りづらい風潮があるから」というのを、私も内面化してしまっているからかもしれません。


大きな声にチューニングが合う


 一方で、生理について大いに語っているのは、布ナプ教(すべての布ナプユーザーがおかしいわけではないですが)の人や、経血コントロールを信じる人たち……つまり子宮系女子たちです。この方たちの不思議な思考回路については「ジェムリンガ挿入体験」を通しても触れましたが、共感できる部分はまったくありませんでした。でも、この界隈の方たち、ネット上での声は非常に大きく、やれ「股を締めれば血は出ないだの」だの、やれ「生理はきもちいいもの」だの、生理についてあることないことガンガン発信していらっしゃいます。

 毎月ちょっとは愚痴りながらも淡々と生理期間を過ごすサイレントマジョリティーと、デタラメでもお構いなしに撒き散らすノイジーマイノリティと。何か生理について知りたくて調べているときに、その声の大きさゆえにうっかり後者にチューニングが合ってしまうケースは少なくなさそうです。それは単にアンラッキーということではなく、背景には「女性は意外と生理について無知である」という事実があります。何も知らない。同じ悩みを持つ人の話を聞いたことがない。解消したという話も聞いたことがない……。そのよるべなさはわからなくもありませんが、病院で相談する気はなく、ちょっとネットで調べたところ、声が大きく、「わかる~」と共感してくれそうな人たちを見つけて、そちらに流れてしまうのは安易すぎます。

 そんな女性がひとりでも減りますようにという願いを込めて、じゃんじゃん推進したい生理トーク。まずは私自身から……といってもただの一個人の体験など誰の役にも立たないかもしれませんが、「私はこうしている!」「それはへんじゃない?」など少しでも議論のきっかけになれば幸いです。

 私はピルを飲んでいる時期以外は経血量が多く、生理痛もかなり強く出ます。そうした大きな苦痛に意識を奪われがちですが、蒸れる、肌がチリチリするなど下半身の不快感も目白押しです。これを我慢するのはイヤ。生理中の深い感をまるで女の業のように背負い込む方もいますが、私はそれをできるだけ排除したい派です。いうまでもなく精神論ではどうにもならないので、使えるモノは最大限利用します。以下ご紹介するのは、私にとっての生理時期の必需品であり、強い味方となってくれるモノたち。


生理中の損失は少なくしたい


【生理用品】
ナプキンの銘柄にこだわりはありませんが、やたらデカいサイズのナプキンはかさばるので苦手です。なので、多いときはタンポン+ふつうサイズのナプキン。タンポンはフィンガータイプがいいのですが、いまでは「エルディ」以外、このタイプを見かけません。ドラッグストア見つけたときは、買いだめしておきます。

【デリケートゾーンソープ】
生理中の粘膜はなんだか過敏になっている、けどジャバジャバ洗いたい! というときに専用ソープは必須です(ふだんから使っていますが、特に)。こんなときに洗浄力が強くて粘膜のphバランスが崩れるようなもので洗ってしまったら、ヒリヒリするわ、粘膜の防衛機能が落ちるわで、あっという間に炎症を起こしてしまいそうです。「サマーズイブ」と、固形石けんの「ラブエル」を気分によって使い分けています。

【デリケートゾーンシート】
これも常に携帯していますが、特にありがたみを感じるのは生理中! 外出先でも経血や汗をきれいに拭えて、蒸れを解消。その後に新しいナプキンを着けたときの感覚は、実に爽快です。においが気になる人は、特に使ったほうがいいでしょう。使用後はそのままトイレに流せるので楽チンです。愛用しているのは、ドラッグストアで手軽に買える「ソフィ デリケートウェットシート」。

【デリケートゾーン用ローション】
生理中は肌が過敏になりますが、デリケートゾーンもその例にもれず。下着との境界線が特にチリチリとして不快感MAX……。デリケートゾーンも常日ごろからケアしておけばこうはならないのかもしれませんが、モノグサな私は生理時期になって「ああ、また!」となって慌てて、「TENGA LOVERS CARE」を手に取るのです。

【鎮痛剤】
これはもう手放せません。小学生のときからずっと同じ薬を飲んでいます。かなり強いもの、「痛くなる前に飲む」が信条。生理痛を我慢すると、痛みが卵巣に悪い作用を及ぼすといいます。いま思えば、私がかつて患った婦人科病もそれと無関係ではなかった……だから、痛みは1分でも我慢したくありません。というより、生理以外でも痛みはイヤ。耐えるのは、脱毛だけでいいです。

【ビデ(膣内洗浄)】
あまり頻繁に使うと膣内の常在菌を殺すことになるといいますが、生理の終わりかけのころにさっと使うと、非常に快適です。血液のカスがみたいなのがダラダラ出て、おりものシートをいつまでも外せない……というのは御免です。特にそんな微妙な時期にセックスの予定があったりすると、使わずにはいられません。シーツを血で汚したくないですもん。これは特に銘柄にはこだわっていません。

……以上が私の生理時マストアイテム。多いよ! そんなにお金かけられないよ! という人もいるかもしれません。でも私にとっては生理で心身のパフォーマンスが低下して、仕事に影響を与えるほうがよほど損失です。この時期は無理をせず、早く帰って心静かに過ごしたり、たくさん睡眠をとったりといったケアも当然します。でもいくら寝たところで痛いものは痛いし、皮膚のチリチリは治まらない。蒸れも解消できない。「自分を労る」には、ただ休むだけでは不十分。こうしたすでにあるツールをうまく利用して初めて労れるものもあるのではないでしょうか。

 愚痴やボヤキじゃない生理トーク、身近な女性としてみませんか? いまのツラさを解消できるヒントをもらえるかもしれませんよ?


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プロフィール

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■桃子さん

オトナのオモチャ200種以上を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。 ブログ twitter

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