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2017.02.23.
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2017.02.27.
オリジナル動画発売情報【3/1発売】
今週発売するオリジナル動画のタイトルです。

3/1 水曜日

・ポケットドラマシリーズ
 ……ショートサイズの過激なエッチを心のポケットに。TL音声ドラマ!

3/3 金曜日

お休みです。
 
コレみた?、今週の勝負下着占い、GIRL'S CHまとめの更新は一旦終了いたします。
次回の更新は未定です。
2017.02.16.
2月21日21時~「ハニカミ実況Z」ニコ生放送のお知らせ
イケメンボイスでもおなじみのはかせさん
&GIRL'S CHスタッフ田口でお送りする、
ニコ生放送「ハニカミ実況Z(セット)」配信のお知らせです。

ハニカミ実況Z(ゼット) 第9回
2017/2/21(火) 20:57開場 21:00~22:00放送

【URL】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv290693160

※ご視聴はパソコンからのみとなります。

今後は、毎月第三火曜日の定期放送となる予定です。
次回は3月21日(火)21時~放送です。

ぜひ、ご視聴ください!

【独り寝のお作法】

94. フィクションで描かれる「性犯罪」はどうあるべきか、どう受け取るべきか


hitori

 たとえフィクションのなかでも、性犯罪を目の当たりにすると、被害者のダメージを慮って苦しくなると同時に、自分が損なわれたように感じます。その犯罪を被る第一の理由が〈女性であること〉に尽きるというのはものすごい恐怖だし、それは女性の尊厳そのものを傷つけます。

 もちろん男性の性犯罪被害者もいますが、内閣府の調査では性犯罪被害者の約8割は女性です。同調査で被害者の年齢を見てみると、最大のボリュームゾーンは20代の37.3%ですが、30代もほぼ同じ35.3%、40代以降も約27%います(10代の被害者っていないの? と疑問を持たれるかもしれませんが、調査対象がそもそも18歳以上なのです)。「ババアなんて襲わねーよ!」という男性もいますが、それは現実を知らないだけです。

 さて、私が最近遭遇してしまった〈物語のなかの性犯罪〉。それは、1970年代初頭の日活ロマンポルノにありました。ヒロインは匂い立つようにセクシーな女性ですが、その実父は、認知症がはじまっているうえに、借金してまで競馬に行く始末。そして時間がすぐに戦時中に巻き戻ります。かつての軍隊仲間との集まりでしこたま酔った帰り道、制服を着たまだ幼い顔立ちの女の子が向こうから自転車でくるのを、仲間たちと通せんぼして止め、自転車を倒し、女の子をレイプするのです。

 レイプといっても、この父親に対して元妻が「もう10年以上前から使い物にならないのよ」といっていたのでEDになってから長いようで、女子学生にのしかかっても反応しない下半身をぐいぐい擦りつけているだけ。老いさらばえて枯れ木のようになった男が、自分の人生のピーク(軍隊時代)を偲んで羽織袴という一張羅に身を包み、自分のイチモツを孫のような年ごろの少女に押し付けて欲望を果たそうとする……グロテスクなシーンです。

女性にレイプを肯定させる


 醜悪さに鳥肌が立った私ですが、フィクションで性犯罪を一切描くべきでないと思っているわけではありません。特にこのシーンはそのおぞましさが際立っていました。

 男性を勃起させることが目的のポルノ映画ではありますが、このシーンにおいてそれはなく、男の欲望がいかに忌まわしいか、過去の自分(戦争で活躍したし、勃起もした)に執着するしかない老境がどれだけ哀れか、老いと変わりゆく社会を受け入れることがどれほどむずかしいかが余白なくぎっしり描き込まれていて、これで勃起する男性がいたらよほど偏った性的嗜好といわざるをえません。

 性犯罪が語られるときに必ずといっていいほど出てくる〈自己責任論〉の入り込む余地もありません。女子学生はただ自転車に乗って、おそらく家路についていただけなのですから(ちゃんと自転車のライトも点灯していたし)。

 ここだけを切り取ると性犯罪を糾弾する意図があるようにも見えました。行為の途中で巡回中の警察官に見つかったときの父親の顔は、完全に人間としての正常さを失っていて、これを機に狂気の世界の住人となり、会話もままならなくなります。

 私が気が遠くなるほど「受け入れられない! 無理!」となったのは、その後のシーンです。主人公の弟(この父親にとっては長男)が、父親を評して「でも、俺、親父のこと見直しちゃったなぁ。やるじゃん」というのです。主人公はそれに対して曖昧な顔をして頷くだけ……父親の性犯罪がこの数秒のシーンで、漂白されてしまいました。まだ十数年しか人生を歩んでいない女の子の心身を徹底的に踏みにじることで、男としての自尊心を満たそうとした父親を称える男性(息子)もありえないですが、それを否定しないことで許すという役割を女性(娘)にさせるとは……唖然としました。

 ポルノ映画を見て何をそんなに怒っているんだ、といわれるかもしれません。レイプシーンはポルノに付き物。男性の性的興奮を刺激するための定番手法です。私が応援している女性ピンク映画監督の作品でもレイプシーンはたびたび登場します。でも、男性の欲望は最終的には達成できず、それどころか女性からの反撃を受け痛手を負います。そうやすやすと犯られてたまるか! といった女性の気概を代弁してくれています。

過去の作品でもレイプはNO!


 そのひとつのテーマにどこから光を当てるかによって、見え方が変わることは私のようなド素人がいうまでもないことですが、特攻隊として死んでいった人たちを描いて戦争の悲惨さを伝えるか、それとも、美談として描いて結局は戦争賛美につなげるか……。こう書くと、まぁあの小説のことだなと思われるかもしれませんが、ハイ、そのとおりです。映画化もされ、それがヒットするほど、「戦争賛美だ」という批判が出てきましたし、そのたびに反対意見も湧き出てきました。なかには、「エンタテインメント作品を見てそんなに怒るのは無粋だ」「いやなら見なければいい」という声もありました。

 ポルノだから性犯罪を肯定していい、エンタテインメントだから戦争を賛美していい……とは私はいいたくないです。「1970年代の映画で、いまとは性、性犯罪への考え方が違うのだから、いまさら怒っても無意味だよね」と聞き分けがよくなるのも御免です。むしろ、フィクションをとおして男にも女にもレイプを容認させるこんなクソな時代があったけど、じゃあいまはそこからどのくらい変わってるの? ほんとうに変わったの? と考えながら、それでも過去にさかのぼって否定していきたい。特に女性をとおして性犯罪を肯定させることには、現在の作品だろうが過去の作品だろうが関係なく、大声で異を唱えていきたいとあらためて心に誓うのです。

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プロフィール

momoko

■桃子さん

オトナのオモチャ200種以上を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。 ブログ twitter

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