Lollipop-Rumikoのビッチなう。

1.たかだか4、5年で崩壊寸前なビッチの価値観


はじめまして、Lollipop-Rumikoと申します。周りの人たちには、ロリルミちゃんなんて呼ばれています。ロリータ系からは外見も中身もかけ離れた位置にいるんだけど……。  この「Lollipop-Rumikoのビッチなう」では、私ロリルミ26歳の頭の中を日々駆け巡っている“男、女、セックス”について徒然なるままに書いていきます。どうぞよろしくお願いします! 記念すべき第一回目は、最近気になっているこの1曲からご紹介。

 独特のゆるさを持ちつつスマートなフロウが特徴のラッパー、KUTS DA COYOTE氏の「ラブホなう (feat. T.O.P. from THUGMINATI) 」は、渋谷のラブホでの情事を歌った今年のクラシックというべき楽曲。“渋谷のハーレムの裏のラブホでブラを外すとこ”という印象的なリリックもさることながら、ミュージック・ビデオにはAV女優の霜月るなが出演しており、そのセクシーすぎる描写がゆえ閲覧の際に年齢制限が設けられているという本作品は各方面で大きな話題を呼んでいます。オープニングの某無料動画サイトを思わせる映像など心憎い演出も見どころ。(messy読者でこの某無料動画サイトを認識している女性がどれくらいいるのかはわかりませんが……)

 この曲のアンサーソングとしてシンガーのMARINさんが歌う「ラブホじゃいや feat.KUTS DA COYOTE」という女性の目線に近づいた作品もありますので、ぜひ合わせて聴いてみて下さい。

 私も数年前にこの曲、この映像と同じような経験をしていたなとニヤつきながら思い返すと同時に、果たして今また同じようなことができるかどうかと考えました。  うーん、おそらくできないな。まあ、する必要もないのだけど。

 こういったことをふと考えてしまうのは、ここ数年で私の中の性の価値観が急激に変わってきたという自覚があったからだと思います。

ヤレればOKなビッチだったあの頃

ほんの数年前まで私は隙あらばロリポップ(ロリポップ=フェラチオの隠語)しまくる、俗にいうビッチだったらしいです。

 二十歳前後の時、合コンやクラブに行き、浴びるように酒を飲んで零時を回る頃には完全なアルコール・マジックにかかる。アルコール・マジックとは、お酒を飲んだことによって相手の男性が3割増しでかっこよく見え、普段は妄想やオナニーで抑制されていた性欲が露になるという恐ろしい魔法のことです。

 アルコール・マジックにノックアウトされたあとは、脳が「どうにかしていい男とセックスしろ! ゴムはつけろよ!」という指令しか出さなくなる傾向にあります。とりあえず、「その男性のちんこを確認して、セックスをすること」が達成できればいいのです。アルコール・マジックがもたらすものはそれ以上でもそれ以下でもありません。

 よく、ワンナイトラブの後日に相手の男性と連絡が取りにくくなったことで「ヤリ逃げされた! まじありえなくない?」と憤慨し、その男性の悪評を周囲に広めまくる女性がいますが、簡単にアルコール・マジックにかかるようなビッチの辞書にはヤリ逃げ、ヤリ捨てという言葉は載っていないのです。ヤレればOK。

 自ら「ホテル行こう」と誘うか、ほとんどないはずの色気を駆使して、男性がこりゃーやるしかないっしょ! と思うような雰囲気に持ち込みホテルまでエスコートしてもらうかはその時の状況によって違いますが、その結果めでたくゴム付きのセーフセックスをします。相手の男性にしてみれば、ラッキー! という感覚だったかもしれませんが、それはこちらも一緒なのでウィンウィンです。男性によって、ちんこの形も千差万別。愛撫の仕方も違うし、唾液の量も人それぞれ。当然のことですが、それを体感できるのはおもしろくもあり、時には多少イラつきもしました。その後友達になった男性もいれば、それっきりになった男性もいましたが、そんな感じで「昨今の若者の性の乱れ」を地でいくような生活を送っていたのです。

 しかし、そんな生活を数年送りつつも時は着実に流れていき、美容院でシャンプーしてくれるお兄さんが自分より年下だったり、仕事で関わる人にチラホラ平成生まれが出てきた頃、ふと気づくのです。てか私って、ビッチじゃね? と。

ビッチ迷走期

ビッチ真っ盛りの時期ほど、自分がビッチだと自覚することは難しいように感じます。だって、自分がやりたいからやっていることで、相手の男性にもひとときの快楽を(おそらく)もたらしていて、法に触れているわけでもない。「自分を大切にするべき」と貞操観念の重要性を示唆してくる人もいましたが、「自分がしたいことに正直になれないで、何を大切にするの?」となぜか青春ドラマのようなアツいセリフで反論していました。

 しかし、一度ビッチの自覚が芽生えてからは、イケメンとワンナイトラブする機会が巡ってきても、「私なんかでいいのだろうか」「なんだか申し訳ない」「もっとかわいい娘の方がいいに決まってる」と妙にマイナス思考になったりして、結局やんわりと断って一人で自宅へ帰るのです。で、オナニーしてグーグー寝る。

 20代半ばになった頃、自分の見た目や体力のちょっとした老化を感じたという女性は多いのではないでしょうか。それを心から実感した時、ビッチは退化していく。自分を大切にするようになるわけではなく、自分の体を差し出すことを申し訳なく思うのです。当然のごとく数年前に比べて男性からのお誘いも減ってくるのですが。

 21歳の頃にナンパされてセックスした、29歳の自称hyde似の男性に「肌つるつるでモチモチだね。やっぱり20代後半の女とは肌のハリが全然違うよー」と言われたことがあります。当時はへー、そうなんだーと聞き流していたその言葉。今、自分がその20代後半の肌のハリのない女になってるではございませんか。

 昔ビッチだった頃の面影はまだありつつも、勢いは確実に衰えていく。ほんの数年で、性欲は変わらずとも価値観が変わったりするのです。ここで、トチ狂ったように婚活をはじめるビッチもいれば、オナニーでなんとなく満足できる生活を送るビッチもいます。

 そして、これからもビッチは迷走しつづけます。ビッチに幸あれ!

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プロフィール

ロリポップ-ルミコ

■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。

中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。
URL:messy

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掲示板

  • 有馬さんへ(1)
    初めてアダルト作品を 綺麗だなとか、こんな男性なら心も満たされるなって思いました。素敵な方で、今度舞台上の有馬さんも観てみたくなりました!応援しています!
  • 欲求不満(´・ω・`)(42)
    昨日旦那を誘ってみたけれど断られちゃった。ほんと傷つくわ。 睡眠より休息よりHが優先で、できることなら週2、3回はしたい私。1人でゆっくりお風呂入ったりテレビ見たりする時間が何より大事で、Hはなければないでいい旦那。 私が誘わなかったらそのままレスになっていくんだろうな。 あー毎晩求められて困るとか言ってみたいよ… とりあえず今日はご飯作りたくない

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