Lollipop-Rumikoのビッチなう。

28. 愛の告白からの衝撃事実発覚!! 「今日はここまで」とセックスを拒んだ彼の深いワケ・後編


 前回、斉藤和義をもう少しマイルドにした感じの優男・ケンイチさんとデートをしたものの、「今日はここまでね」と言われてお持ち帰りに失敗した私。この時「抱きしめて甘い言葉までささやいてきたくせに、なんでヤラないのかなー? こっちは早くヤリたいのに」と不思議に思っていた私ですが、そのケンイチさんの言動には深いワケがあったのです……。

 初デートの後、ケンイチさんと私は頻繁に連絡を取るようになり、翌週もデートをすることになりました。例によって、デートプランは軽く飲んでからのクラブです。初デートの時には、私から手を繋いだりケンイチさんの肩に頭を預けたりと、全て私からのアクションでしたが、今回は彼からさりげなく手を繋いでくれたのです。その時点で私のまんまんは「早くヤリたいよー(泣)」とキューキュー泣いているような感覚でした。一度お預けをくらっていたので、正直我慢の限界だった私。ですが、どうしてもキスするタイミングがつかめません。

 特に言葉にしなくても、初キスを試みて、向こうがなんとなく受け入れてくれるような雰囲気を醸し出してくれることってあるじゃないですか。ケンイチさんにはその隙があるようなないような、ものすごーーく微妙な状況だったのです。今までは、相手にちょっとでも隙があれば勢いに任せてキスしていたのですが、ケンイチさんにはそれをさせないムードが漂っていました。それでも手は繋いでくれるし、肩も抱いてくれるという絶妙なライン。

 「何この小悪魔テク……。もうハッキリしてくれよ(泣)」

 そんなモヤモヤを抱えながらも時は過ぎ、そろそろお開きの時間です。めんどくさがりの私は、ケンイチさんとヤることに対して少々諦めモードに入っていましたが、彼は前回と同じように「家まで送るよ」と言い出しました。

 「こないだは『今日はここまで』って言ってたから、今日こそその先があるのかも♡」

 モヤモヤが希望に変わった私は、帰りのタクシーの中でこれでもかというほどケンイチさんに密着し、ラブラブムードを演出しました。ここでもキスはできませんでしたが、家に上がらせればこっちのものだと思っていた私は、持ち帰ったも同然の気分になっていたのです。

 そうこうするうちにマンションに着き、ケンイチさんを私の部屋に誘いました。すると私に「本当にいいの?」と5、6回ほど尋ねてからようやく入室。これほどまでに私の部屋に入ることに慎重になっている男性に会ったのは初めてで、驚きと新鮮さを感じました。

お持ち帰り成功!! と思いきや……

 やっとのことで部屋にケンイチさんを招き入れた私は、これまで溜まっていた欲求をぶつけるかのように彼に抱きつき、すぐさまキス。ケンイチさんは驚いたのか腰が引けている様子でしたが、私を受け入れてくれました。そして興奮のあまり、キスしながらケンイチさんのちんこを服の上から触ってしまったのですが、彼は「ちょっと待って!」と激しく拒絶。悲しい気持ちになりながら「なんで(泣)?」と聞くと、「シャワー浴びてもいい?」と言うケンイチさん。私はすぐにでもおっ始めたかったのですがそれを了承し、彼に一緒にシャワーを浴びることを提案すると「恥ずかしいから順番で入ろう」と断られてしまいました。おいおい、女子かよ……。この辺りで私は、ケンイチさんが妙に乙女チックなところがあることに気づきました。

 シャワー後、ケンイチさんと私はお互い下着姿でベッドに入りました。しかし、抱きしめ合ってキスをして、今にもコトが始まりそうな時……。ケンイチさんは衝撃的な一言を発したのです。

 「俺、ロリルミちゃんのこと大切にしたいから今日はこうやって一緒に寝るだけでもいい?」

 はっ!? 今日は寝るだけ!? この状況で!? うそ~ん……(泣)。私の太ももにはカチンコチンになったケンイチさんのちんこが当たっていたし、これでヤレないわけはないと思っていた私に、彼はまたしてもお預けを宣言したのです。

 ヤレるとばかりに思っていたのにその期待を裏切られた私は、「えー、でももう我慢できない」と素直に訴えました。しかし彼は「ゆっくり仲良くなっていけばいいんだよ」と言って私を抱きしめるばかりです。諦めずにさりげなくちんこを触っても優しくその手を制止されてしまいます。そのうちケンイチさんはスースーと寝息をたて始めました。寝ているうちに勝手にヤッてしまおうかとも思いましたが、初めてのセックスが夜這いというのはあまりにも情緒に欠けると考え、私は必死にセックスのことを忘れて眠りにつこうと頑張りました。

 ……そうは言っても、こんな状況でお預けをくらってすんなり眠れるはずがありません。「ここまでしてヤんないって、もしやホントに私のことが好きってこと? もう意味わかんない」私はケンイチさんの気持ちがわからなくなりました。話も合うし、優しいし、でもお互い下着姿になってもセックスはしてくれない。これまで出会ったことのないタイプの男性でした。

 その後、私とケンイチさんは同じようなデートを毎週のように繰り返していましたが、最終的には彼の家か私の家で一緒に眠るというオチ。キスやハグまではOKでも、彼はセックスとなると「しなくても俺は満足だから」「まだ大事にしたい」と純朴な乙女のような理由をつけて避けるのです。インポの可能性も考えましたが、無理矢理彼のちんこを触ると必ず勃起していたし、それはなさそう。

 一線を超えない関係が続き、もはやケンイチさんとセックスしたいとも思わなくなっていた私。それでも、ケンイチさんとは話していて楽しいし、何より私にいつも優しい。ちょっとイチャイチャする仲の良い友達といった関係もたまにはありなのかな~と思っていた矢先、ケンイチさんが神妙な顔つきで私に「話したいことがある」と言ってきました。

絶対ヤラない男・ケンイチさんに隠された秘密

 「俺、ロリルミちゃんのことすごく好き。一緒にいて楽しいし、なんか癒される」

 突然告白らしきものをされた私は、食い気味に「まじで!?」と答えました。最初はヤリたいだけだった私も、なんだかんだでケンイチさんとの時間が楽しみになっていたので、彼にそう言われたことで驚きつつも胸がドキドキ。しかし、彼は続けて予想だにしない事実を打ち明けたのです。

 「でも、俺多分ゲイなんだ。だから、ロリルミちゃんとセックスしようとしてもできなかった。ロリルミちゃんと付き合いたいなって思ったのは事実なんだけど、それだけはやっぱりできないっぽい。だから、俺といてもそういう部分は絶対満たしてあげられないと思う」

 告白かと思いきや、ゲイであることをカミングアウトされた私。人間、あまりにも衝撃的なことが起こった時には逆に冷静になれるものです。詳しく話を聞くと、ケンイチさんは幼少の頃から女性よりも男性に憧れのような気持ちを抱くことが多く、女性との交際経験やセックスをしたことはあっても、なんとなく自分の中で「何かが違う」と感じることがあったそう。大人になってからは、そういった違和感を持ちながらも女性を好きになろうと努力し、男性を求める自分を認められなかったとのこと。最近では、年齢も年齢なので両親が結婚しろとうるさく、本気で結婚相手を探そうと思っていた時に私に出会い、好きになったけどやはりセックスでの問題が生じてしまった……というワケだったらしい。ちなみに、男性に好意を抱いたことはあっても、まだ付き合ったことはないそうです。

 私たちは話し合った結果、これからはキスもハグもしない友達でいることになりました。キスやハグをすることで、ケンイチさんはその先ができない自分に罪悪感を覚えていたそうで、私はいつもそんな思いをさせていたとは夢にも思いませんでした。知らなかったとはいえ、性欲が抑えられずケンイチさんのちんこを無理矢理触っていた自分はなんてヒドイことをしていたんだと深く反省。「みんな、それぞれ事情がある」この言葉を、これほどまでに痛感した出来事は他にはないでしょう。

 なお、この一件から私たちの友情はどんどん深まり、私に気になる男性ができた時はいつもケンイチさんに相談するようになりました。今では頼れる兄貴です。あの時、ケンイチさんと無理矢理ヤッたりしなくて本当によかった……。ヤラなくていいことも、たまにはあるのかもしれませんね。

このコラムへのレビュー(5件)

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  • 2014/09/12 投稿者:匿名
      
    おすすめレベル:★★★☆☆

    うん、多分バイだね

  • 2014/09/12 投稿者:こうき
      
    おすすめレベル:★★★☆☆

     恋愛って、難しいですね。ロリルミさんはいい恋愛をして、いい経験をしたと思います。
    ケンイチさんは、彼女の事を好きになり、勃起までしてるという事は、ゲイというより、
    バイかも!!私も、少しバイなので。。。
     結局、恋人にはならなかったけれど、良い友人は得たと思う。男女=体関係ではないし。

  • 2014/09/12 投稿者:匿名
      
    おすすめレベル:★★★☆☆

    面白く読ませて頂きました(笑)
    でも、彼は勃起していたのですよね??
    ん~…男の人の体ってふしぎですねぇ(´Д`)

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プロフィール

ロリポップ-ルミコ

■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。

中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。
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