Lollipop-Rumikoのビッチなう。

9.セフレ宣言は必要か? 認識の違いが引き起こしたプロポーズ


 恋人同士になる時に、どちらかが「付き合って下さい」と言い、もう一方が「私でよければ……」と答えを出す、いわゆる告白という儀式が行われる場合があります。しかし、セフレという関係が生まれる時には「もしよかったらセフレになりましょう」「はい、よろこんで!」などと言葉を介するやりとりはほとんどないと思います。

 セフレがいるという人の多くは、「自然と」「気づいたら」「成り行きで」という非常に曖昧な流れを経て今の関係に行き着いたのではないでしょうか。その流れをお互い同じように認識しているならば、気が済むまでヤッてヤッてヤリまくればいいのですが、そこに大きな差異があった場合、その後大問題に発展する可能性があります。今回は、そんなセフレにまつわる認識の違いについてのお話です。

 私は過去にセフレと認識していた男性がおり、その人と大体週1回、間隔が空いた時は1カ月に1回セックスするという日々を約3年間続けていました。友達の紹介で知り合い、2人で食事をしたり飲みに行ったりしているうちに勢いでセックスをし、そのままセフレになったというよくありがちなパターンです。

 連絡を取る時は「明日の夜、空いてる?」「今家にいる?」などの簡潔な内容のみで、ごくたまに食事や買い物に行くことはあっても、その帰りにどちらかの家に泊まってセックスする、というTHE・セフレといった関係を保っていた私たち。私は彼に対して「いい人だけど、付き合いたいとは思わない。でも、セックスは悪くないし……」という印象を持ち、きっと彼も同じように思っているんだろうなと認識していたので、純粋にセックスする目的のみで彼に会っていたのです。会う回数も頻繁ではないし、連絡も必要事項のやりとりのみだったので、他の日は別の男性とデートをしたり、合コンという名のビッチ活動に勤しんでいました。

 そんなこんなで彼とセフレになってから3年が経ったある日、彼の部屋に使用済みのストッキングが捨ててあったり、洗濯機の横に急にかわいらしい柔軟剤がラインナップされているのを見た私は「彼女できたんかな? めんどくさいことになったらヤダからもう会うのやめよっと」と、彼とのセフレ関係を解消することを決意。もしかしたら彼が隠していただけで、私とセフレだった頃から彼女はいたのかもしれませんが、それを知ってしまった以上セフレ関係を続けるわけにはいきません。

 私はビッチですが、不倫や浮気などの誰かが傷つくセックスは大嫌いなビッチです。それに、女の嫉妬は恐ろしいもの。自分の彼にセフレがいると知った時、その怒りが彼ではなくセフレの女性に向けられることも少なくないはず。危険回避も兼ねて、彼に会うことをやめる方向に持っていくことにしました。

セフレ解消の話し合いで判明した驚愕の事実

 それから何度か彼からのメールをスルーし、自然消滅を狙いましたが、彼はどうも納得がいかない様子で電話をしてきました。「最近、なんかあったの? 俺、悪いことした?」と私に問いかける彼。平和主義で揉め事を避けたい私は「最近仕事が忙しいからもう会えない」と無難な答えで乗り切ろうとしました。しかし、彼は「俺のこと、嫌いになった?」とネガティブで女々しい質問をしてきます。ここで、気まずくなることを承知で「彼女できたんじゃないの?」と私が言うと「なんで? 俺、ロリルミ以外の女に興味ないよ」という衝撃的な答えが返ってきました。

 えっ!? ここで告白!? いや、これはセフレ継続のための口から出任せだ……。そう考え、心を落ち着かせた私は「だってゴミ箱にストッキングあったし、女の子が買いそうな柔軟剤が家にあったじゃん。彼女がいるんならその子大事にしなよ」と彼を責めました。すると彼は「ストッキングは友達と友達の彼女が遊びに来た時にその彼女が捨てたんだと思う。柔軟剤は母親が置いてった」と弁明。柔軟剤の話はまあいいとして、普通彼氏の男友達の家でストッキング脱いで捨てる女いるか? 伝線したとしても、わざわざそこで履き替えるか?

彼の答えは、完全に黒だろ……と思えるものでしたが、めんどくさくなった私は「とにかく、私はもう会うのをやめたい」と伝えました。なおも彼は引き下がる様子はなく「3年間も付き合ってたし、そんなにスッパリ別れるなんて無理。俺に悪いところがあったら直すし、考え直して欲しい」と恋人同士の別れ話のワンシーンのようなセリフを……。ここで、私は目が点になりました。付き合ってた? 誰と誰が? え? 私とあなた……? 予想外の展開に混乱状態の私は「とりあえずまた連絡する」と強引に電話を切ることに。

これは結婚詐欺? 突然のプロポーズに動揺…

 確かに私と彼は3年間定期的に会い、セックスしていましたが、恋人同士がするようなデートスポット巡りをしたり、「好き」とか「付き合おう」という言葉を囁き合ったことは皆無です。カップルの形は人それぞれ違うものですが、もし私と彼が“付き合っている”としたら、客観的に見てとても希薄な関係だったと思います。しかし、彼の中でいつのまにか私は彼女という存在として認識されていたようです。もしくは、都合のいいセフレを逃したくない一心だったのか。後者であったほうがまだいいのだけれども。

 その電話から3日後、彼から再び電話がありました。開口一番に「考え直してくれた?」と言う彼。彼が付き合ってると思ってるのならもう仕方がないし、それについて追及することは控え、話を合わせるように「やっぱり無理だよ」と言う私に向かって、彼はまた突拍子もない一言を放ちました。

「俺、ロリルミとは結婚まで考えてたんだよ? 来年になったらロリルミの両親にも会いたいなと思ってたし。ロリルミはそうじゃなかったの?」

 そうも何も、好きとも言われてないし言ってないのになんで結婚まで飛躍した……? まさか新手の結婚詐欺師? もうわけがわからなくなりました。「ごめん、とにかくもう会えない」の一点張りで、彼との会話を強制終了することにした私。後日、彼からは文字数超過で送信に失敗したのか2通に分けられた超長文メールが届き、そこには「俺のいいところは車を持ってることくらいしかないけど、もう一度だけチャンスが欲しい」という印象的なフレーズが書いてありました。車持ちをそこまでステイタスとする理由もわからないし、そこしかいいところがないとか相当ヤバイだろ……と思いながらも「ごめん、やっぱり無理」と彼に対して何度も使ったおなじみの一文を返信しましたが、私はどうも腑に落ちません。

 告白なしでお付き合いに発展するパターンも十分にありえますが、その後全くお互いの感情を伝えないまま結婚を考えるというケースは稀ではないでしょうか。この出来事を女友達に話すと「まあ、セフレといえども3年続いたからね……。何も言わなくてもわかり合えてると思っちゃったんじゃない?」と言われましたが、ある程度の年月が経っていたとしても、たわいもない世間話とたまの食事、そしてセックスで将来の伴侶を選んでしまう彼の思考は私にとって理解しがたいものでした。結婚をちらつかせ、セフレをキープしておきたかったという可能性もなきにしもあらずですが、私は彼の前で結婚願望を口にしたことはなかったので、その確率も限りなく低いはずです。

 セックスする相手が自分のことをどう思っているかは、なんとなくその空気感でわかるものですが、やはり相手の考えていることを全て見抜くのは難しい。「私たちって、セフレだよね!」と確認するのはなんとも品がなく情緒にかける気もしますが……。純粋にセックスを楽しむために、時にはこんなやりとりも必要かもしれません。

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プロフィール

ロリポップ-ルミコ

■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。

中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。
URL:messy

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掲示板

  • イク手前⁇(1)
    この前エッチしていたら、今までにない感覚におそわれました。 今までもとっても気持ち良くて涙が出ることもあったし身体がおかしくなりそうにもなっていたのですが、この前は、鼻水出るほど涙が勝手に溢れてきてとまらなくて、頭もぼーっとして、本当に変!と思いました。 気持ち良いけどやめてほしい!みたいな、、。これってイク前に感じるものなのでしょうか?人によって違うとは思いますが同じように感じた方いませんか?
  • イベント告知(3)
    シルクのみたいに敷居が高くないといいな ブラブラしてたら 有馬さんがいたみたいな そんなイベント希望します

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