【リオネル・メシ子】

7. ブラックメンのちんこは本当にビッグハンマー! インターナショナル・セックスの現場に迫る


 人が人を好きになる時、国境を越えることがある。育ってきた環境や言語や文化、それらが違っても恋は成り立つ。そう、いつだって恋はNo Borderなのだ。

 私の友人がそんなNo Borderな恋をした。聞けば相手はアメリカ出身の黒人男性だという。英語が堪能で、仕事においても英語を使う機会が多い彼女にはアメリカ人の知り合いも多く、その中の知人の紹介によりこの彼とお付き合いすることになったのだとか。彼は日本に長く住んでおり、日本語もペラペラだが、友人と彼のコミュニケーションは英語と日本語を交えたものだったらしい。

 しかしこの話を聞いてから約半年後、友人は彼とお別れしてしまった。些細なケンカがきっかけで、その勢いにまかせて別れてしまったという。彼からは何度か復縁したいという申し出があったそうだが、友人はもうその気はないそうだ。
 そんな友人のスッキリした様子を見た私は、思い切って友人がその彼と付き合い始めたと聞いた時からずっと気になっていた、あることを質問してみた。

「彼とのセックスってどんなんだったの?」

 私は今まで日本人男性としかセックス経験がない。AVで何度か黒人男性と日本人女性がセックスしているシーンを見たことはあったが、実際にそれを体験したという人に会ったのは今回が初めてである。AVで見た黒人男性のちんこは、“ちんこ”というちょっとかわいらしい響きの名前で呼ぶのが申し訳ないほど、ビッグでロングで雄々しいものだった。ちんこと呼ぶよりはペニスと呼んだ方がしっくりくるかもしれない。友人はあのようなペニスを体感したのだろうか。私の質問に友人はこう答えた。

「初めて彼のちんこを見た時は、あまりにも大きくてリアルに二度見したね。あと毛がなかった。全部剃ってるんだって」

 彼はパイパンのビッグペニスの持ち主だったようだ。一説では欧米の若者のパイパン率は50%を超えているというが、友人の元彼もそれに該当していた。しかし、パイパンという言葉は男性に対しても使うものなのだろうか? そして彼女はこう続けた。

「なんかね、『日本人の女の子はみんな細すぎておしりも小さいけど、君のおしりは最高だね!』って毎回言ってた。彼は褒めてたつもりなのかもしんないけど、ケツでかいってこと? って思えて全然うれしくなかったな」

 アメリカではBig Booty(巨尻)の女性が魅力的とされているとよく聞く。友人は決してぽっちゃりではない。彼は今まで極めて細身の日本人女性にしか縁がなかったのかもしれない。私は彼女の話をもっと掘り下げたい衝動にかられ、「クンニとかフェラはどうだったの?」と聞いた。

「フェラは口に入りきらなくて苦痛でしかなかったからほとんどしてない。クンニは、『僕は今まで気持ち悪くて誰にもクンニしたことなかったけど、君のことは本当に愛してるからするよ! 気持ちよくなって!』って言われたね。私的には『ホントか? 別に気持ち悪いならしなくていいけど』って思ったけど。セックスの時以外にも、やたらと『君だけ特別』っていうアピールしてきたな。それで喜ぶ子もいると思うけど、私は逆にいろいろ勘ぐっちゃって……」

“君だけ特別”。うーん、言われて嫌な気はしないが、確かにそれで疑いを抱く友人の気持ちもわからないではない。
「あと、自分のちんこに名前付けてたよ。『ビッグハンマー』って(笑)。ちんこにはかなり自信持ってたみたい。私が『大きいね!』って言ったら、『日本人はみんなベビーサイズだからねHAHAHA』って笑ってた」
 ビビビ、ビッグハンマー!? 日本人男性のちんこをベビーサイズとバカにし、自らのちんこをビッグハンマーと呼ぶとは……。日本人男性で、ふざけて自分のちんこを「刀」、「カブトムシ」、「ポークビッツ」などと呼んでいた人には会ったことがあるが、ビッグハンマーという呼び方はなんともアメリカンな感じがする。ちんこの呼び方にも、国際色が出るのだろう。そのビッグハンマーが挿入された時、友人はこう思っていたという。

「私は痛いだけで早く終わってって感じだったよ。イク時には『I'm coming!』って連呼してて、何が来るの? って思って笑いそうになっちゃった(笑)」

 日本語にすると「来る、来る、来る〜!」と言ったところだろうか。
「それから、彼からメールがきたと思って見たら、タイトルが『ビッグハンマー』で本文なしでちんこの写真だけ送られてきたこともあった。なんか茶色っぽい写真送られてきたと思ってよく見たらちんこなの(笑)。その時点でもう嫌になったよね。何なの、コイツ? って」
 自分の中で一番自信のあるパーツを、彼女がいつでも見られるようにしてあげたい。愛情表現のひとつとして、彼は自らビッグハンマーの写真を友人に送ったのかもしれない。残念ながら、その思いは友人に伝わらなかった。

 セックスにおいては今のところマイナスイメージが多い印象の彼だが、日本人にはない、しなやかな筋肉に包まれた体は見ているだけでも惚れ惚れするものだったと友人は語る。
「毎日筋トレして体鍛えてるだけあって、無駄な肉が一切ない体だったから、それを見るのは好きだったなー。細マッチョなのかもしんないけど、日本人のそれとは全然違う。ホント芸術品って感じだったよ」

 友人と彼の別れの原因は些細なケンカだということだが、友人の語り口からするとセックス面でのストレスも少なからずあった模様。セックスの価値観の違いで別れるカップルは少なくないし、当然それは国籍や人種、出身国が違っても起こりえる。
 友人からこの話を聞いてから一週間経つが、ビッグハンマーという言葉が頭から離れなくなってしまった。もし今後、とてつもないデカチンに巡り会えたら「ビッグハンマーだね!」と褒めてみたいと思う。
(リオネル・メシ子)

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