【リオネル・メシ子】

11.男がいつでもヤリたいわけじゃない! 強制即マン女がもたらした恐怖体験


 昔からリア充御用達のセンセーショナルな男性誌でも、おじさんたちが愛読する週刊誌でも、多少ニュアンスは違えど「女をすぐに落とす方法」や「即マンの極意」のような特集が組まれていたりする。女性誌に比べると、そういった情報が載っている割合が高いように思う。こういった風潮も手伝って、「男はセックスのことしか考えてない」とか「男は下半身でものを考える」とか言われたりするが、それは当然全ての男性に当てはまるわけではない。「男はヤリたい生き物」という先入観に非常に迷惑している男性もいるのだ。

 私の友人にTくんという27歳の男性がいる。182cmと高身長の彼は、斎藤工をややたれ目気味にしてもう少し細面にした感じの甘いマスクを持っており、気取らず穏やかな性格も手伝って当然女性たちにモテる。現在彼女募集中という彼だが、出会ったその日にセックスしようとするヤリマン女性たちから、ひどい迷惑を被っているという。

 彼は、ワンナイトラブが生理的に無理らしい。ワンナイトラブOKな女性とは絶対に付き合えないし、ちんこが悲鳴をあげそうなくらい性欲がたまっていて、絶世の美女が全裸で「い・れ・て♡」と言っていたとしても、それだけはしたくないんだそうだ。

 彼女が欲しいTくんは、ここ半年ほど積極的に合コンに出かけていた。そこで知り合った同い年の女性と同じ沿線沿いに住んでいることがわかり、合コンがお開きになった後、一緒に電車に乗ることになったそうだ。その女性に対してTくんは「いい子そうだな」、と好印象を持っていたという。少し混雑している電車に乗り込み、先にTくんの最寄り駅に着いた。電車に乗る前に彼女と連絡先を交換していたTくんは、「じゃあ、また飲もうね。メールするよ」と電車から降りようとした。その瞬間「待って!」と彼女がTくんの腕を引っ張った。驚きながらも「何?」と聞くTくんに対しその女性は「もう少し一緒にいて……」と言ったそうだ。女性にこんなことを言われたら、「おっ、もしかしていけるんか?」と思いがけないワンナイトラブに期待を寄せてしまう男性もいるだろう。しかし、Tくんはアンチ・ワンナイトラブ派だ。「ごめん、今日は帰るね」と優しく断っているうちに、無情にも電車のドアは閉まってしまった。

 ドアがしっかり閉まったことを確認した相手の女性は「とりあえず家まで送って♡」と言ってきたという。Tくんは紳士なので「うん、わかったよ」と答え、彼女の最寄り駅で共に降り、駅から5分ほど歩いた彼女の家の前まで送ったらしい。そして「じゃあ、またね。おやすみ」と駅に戻りタクシーで帰ろうとするTくんに対し、彼女は再び「もう少し一緒にいて……」と言い放った。これにはTくんも「やばい、これ、無理なやつだ」と心の警報機が鳴り出したという。「今日はもう遅いし、帰るよ」とやんわり断るTくんをよそに、その女性は「もう少しだけ」「15分だけ休んでいってよ」「うちでコーヒーだけ飲んだら?」とどうしても家に上がってもらおうとしていたらしい。

 Tくんがワンナイトラブを嫌う理由のひとつに、このように女性がセックスのために必死になっている姿を見たくないというものがある。モテ男だからこそ言えるセリフかもしれないが、本人いわく「かなりのストレス」らしい。この女性は断固として家に上がろうとしないTくんとのやりとりにしびれを切らし、最終的に家の前で泣き出してしまったという。かつて週刊誌に報じられた、前田敦子と佐藤健のやりとりを彷彿とさせる流れだ

 自分は何ひとつ悪いことをしているわけではないのに泣かれ、帰宅時間が大幅にずれてしまったかわいそうなTくん。この悪質なワンナイトラブ勧誘により、当初の彼が彼女に対して持っていた「いい子そう」なイメージは完全にマイナスのものへと変化してしまった。

 しかしTくんは、セックスが嫌いというわけではない。むしろとても好きだそうだ。ただ、ワンナイトラブが大っ嫌いなのだ。それなのに、本人の意思に反するように、合コンに行くと必ずといっていいほど強制的にワンナイトラブをしようとする女性に絡まれるのだという。合コン帰りにみんなで駅まで歩き、それぞれ電車に乗って帰り自分の最寄り駅で降りたところ、合コンにいた女性がいつのまにか同じ電車に乗ってきていて「今日は泊めて!」と図々しく迫られたり、女性から「ホテル行かない?」と誘われ、断ったら深夜の渋谷の路上で泣き叫ばれ警察を呼ばれたり、ワンナイトラブを断った女性に逆恨みをされ「Tは粗チンでセックスがド下手」という根も葉もない噂を流されたこともあるという。彼はワンナイトラブ好きなメンヘラ女性を引き寄せるようだ。

 「お友達から仲良くなって、ゆっくりお互いのことを知ってからお付き合いをしたい」という彼の願いが叶えられる日は来るのだろうか。「据え膳食わぬは男の恥」と言うが、どうしても食えない男もいる。「男だったらヤリたいに決まってる♡」という短絡的な思い込みで男性に迫ると、ただの迷惑になってしまう場合があることを心の片隅に置いておきたいと思う。

(リオネル・メシ子)

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