【ソウルの男と女】

9.ソウルのニセモノ屋で働く男子は「車内フェラ→デート終了」でもモテモテ!


 高学歴で高収入、何よりも“スペック重視”の韓国人女性からはぜ~ったい相手にしてもらえないが、日本人女性には異常なまでにモテまくる男たちがいる。それが、明洞(ミョンドン)や東大門(トンデムン)、南大門(ナンデムン)で、ニセモノや海苔を売ってるお兄ちゃんたちだ。

 ソウルに旅行に来たことがある人ならば一度は体験したことがあるだろう。日本語で「完璧なニセモノあるよー」「ヴィトンニセモノあるのー」「オネエサンかわいいね~」などしつこく声をかけられたことが。あのやたら日本語が達者な呼び込みのお兄ちゃんたち、彼らが日本人女性にモテにモテまくり、やりたい放題!! なのだ。

 でもさ~、ニセモノ屋の呼び込みのお兄ちゃんだよ? これ、日本だったら競い合って狙う相手じゃないでしょ。「私も最初はバカにして相手にもしてなかったのに、ハマっちゃったんだよね」と話すのは、月1でソウルにやって来る40歳の陽子さん。1年前に友だちとふらっと入った明洞のニセモノ屋で、日本語ベラベラの人懐っこい彼らと盛り上がり、「夜飲みに行こう」となったのが始まりだという。

 所持金は5万円弱。それじゃアパートも契約できないじゃん! 「家は日本にいるときに見つけたの~」と舌足らずなしゃべり方で話すシャネルちゃん。聞けば出会い系サイトで知り合った男の家に暮らしているという。

「彼らの使う日本語って基本タメ口。これに腹が立たないどころか、かわいい~なんて思っちゃうのは間違いなく外国マジックだよね(笑)。向こうも日本人の扱いには慣れてるから、自分たちのタメ口に笑顔で応える女の子には、『いつまで韓国にいるの』『今日どこ行くの』とかどんどん攻めてくる。で、『おいしい店教えてあげるよ』と言われ一緒に飲みに行くのがパターン」

 韓国初日、迎えに来てくれた空港で彼と初対面。「写真とはやっぱり印象違ったし、背も思ったより低くて驚いたけど、悪い人ではなさそうだった」とシャネルちゃん。いやいや、向こうだってあなたを見て多少は驚いたはずよ。がっつりノーズシャドーの歌舞伎メイクと、ミニスカートにハイソックス姿の、いい年をした女性なんて、韓国にはいませんから(笑)。

 陽子さんと友だち、ニセモノ屋のお兄ちゃん二人で、明洞の居酒屋で飲むことになった

「二人とも28歳。わかってはいたけど、韓国人のスキンシップ攻撃って本当にすごいなと思った。さらっと頭を撫でてきたり、冗談言いながら肩に手を回してきたり……。韓国人と付き合いたいと思ってる日本の女性があんなことされたら、それも10歳以上も離れた男の子からやられたら、誰だってすぐに気を許しちゃうと思う。私の場合はさすがにその夜に即Hとはならなかったけど、日本に帰って来てからもひとりの男の子とはLINEで繋がってて、3カ月後にソウルに遊びに行ったときに、その彼とHしたの」

 その彼は「イケメンでもなんでもない」と陽子さん。

「私の彼だけじゃなくて、ああいう呼び込みのお兄ちゃんたちって、なんか独特な雰囲気あるよね。狎鴎亭(アックジョン)や江南(カンナム)<※脚注①> にいる同世代の男の子とはファッションも髪型も当然違うし、表情や立ってる姿勢も何かが違う。ダサいって表現とは少し違うけど……。とにかくいつもだったら自分が好きになる相手じゃないのは百も承知。でも、会えばやさしく話してくれて、スキンシップもしてくれる男の人って他にいないし、やっぱり日本語が話せるのがありがたい」
<※脚注①>:どちらもソウルのセレブ街

 月1でソウルに通うのは、もちろん彼に会うため。相変わらず明洞で呼び込みをしている彼とは、夜飲みに行ってHするのがお決まりのコースだという。

「2回目から、全ての会計は私がすることに(笑)。楽しい思いをさせてもらってるんで、たいした額でもないから払うのは構わないんだけど、向こうがそれを当たり前に思っているところがちょっとね……。この前なんて『ノートパソコンが欲しい』とか言い出して、内心『キタキタ~! その手には乗りませんからね』なんて思ったけど、5日間の滞在中に1度か2度しか会えないことが続くと、ノートパソコン買ってあげようかなって思い始める自分がいるから怖い。でも会いたいし……」

 実は陽子さん、この悩みを彼がいる店とは別のニセモノ屋のお兄ちゃんに相談したところ、その人が「ニセモノ屋男子と日本人女子の恋愛事情」をいろいろ教えてくれたそうだ。

「日本の女性は事前に『○日から行く』と律儀に連絡してくれるから、同時に複数の女性と交際がしやすいのと、聞き分けのよさが抜群だって。『この日しか会えない』と言えばそれに納得し、なかには『忙しいから10分しか会えない』と言ったら、車の中でフェラだけしておとなしく帰って行った人もいたんだって! あと『自分の店を開きたい』と甘えたら開店資金3000万ウォン(約300万円)を出した女性も。この人は結局お金を渡した後に逃げられたらしい……。この話聞いたおかげで少し冷静になれた(笑)」

 と陽子さん。夢中になるのはやはり……なのか、30代、40代の日本人女性が圧倒的に多いらしい。達者すぎるほどの日本語、しかもタメ口、さりげないけどこなれたスキンシップで日本人女性の懐に入ってくるニセモノ屋のお兄ちゃんたち。日本の淑女のみなさま、ニセモノ買うのも、お兄ちゃんたちと親しくするのも、よくよく考えてからお願いしますよ~。

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■韓美姫(カン・ミキ)/韓国生活も5年を超え、さすがにサムギョプサルには飽きたけど、こってり甘いソースを絡めたチキン『タッカンジョン』は週1→2とペースがあがってるこの頃。最近のビッグニュースは、アパートの下にチキン屋開店!
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  • イク手前⁇(1)
    この前エッチしていたら、今までにない感覚におそわれました。 今までもとっても気持ち良くて涙が出ることもあったし身体がおかしくなりそうにもなっていたのですが、この前は、鼻水出るほど涙が勝手に溢れてきてとまらなくて、頭もぼーっとして、本当に変!と思いました。 気持ち良いけどやめてほしい!みたいな、、。これってイク前に感じるものなのでしょうか?人によって違うとは思いますが同じように感じた方いませんか?
  • イベント告知(3)
    シルクのみたいに敷居が高くないといいな ブラブラしてたら 有馬さんがいたみたいな そんなイベント希望します

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