【独り寝のお作法】

81. 買い物だけじゃない! いまアダルトグッズ系ショッピングサイトが面白い


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 昨年ぐらいから気になっている現象があります。それは、アダルトグッズのショッピングサイトがどんどんwebマガジン化していること!

 私がバイブを買い漁るようになったのは2009年のはじめごろ。当時は、ショッピングサイトでのみお買い物していました。リアルショップって怖かったんですよね。いかにも~って感じの露骨な店構えだから、そこに入るのを見られるのは恥ずかしい……。中がどんな感じなのか想像がつかないのもあり、ひとりでそこに乗り込む勇気は出ませんでした。

 いまは「入れるショップ」と「入れないショップ」があります。ふだんからグッズを紹介いただくなど、お仕事でおつき合いのあるショップさんには躊躇することなく入れます。ひとりでもぜんぜん平気! そこで働いている人への信頼感が、お店への信頼感につながっているということでしょう。でもそれ以外のところは、やっぱり怖い。私ですらそうなのですから、「ちょっとのぞいてみよっかな」程度の好奇心でフツウの女の子がその扉を開けるとは思えません。

 そんな理由で、夜ごとアダルトグッズのショッピングサイトを覗いては「あれ買おうかなー」「でもこっちのほうが気持ちいいかもなー」と頭を悩ませていた当時の私。値段の比較も、欠かせない作業でした。そのころは高額な海外製バイブはまだ少なかったものの、それでもまとめて買えばお値段もかさばります。これは現在でもいえることですが、バイブの価格はショップによってかなり違う場合もあるので、少しでも値段の低いところで買うべく、かなりのショップを見てまわっていたのです。

まず女性向けサイトが増えてきた


 が、当時はほとんどが、「モノを売ることに特化したサイト」でした。当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。アダルトグッズを淡々と羅列し、商品説明もメーカー資料コピペ感がありありと出ていました。だって、どこのサイトでも文面が同じなんだもん。いまでもそういうサイトが大半ですが、それが悪いといいたいわけでもありません。買うものがほぼ固まっている人にとっては、ほかに目移りする要素もないので、こうしたサイトのほうがショッピングしやすいと思われるからです。でも、初めてアダルトグッズを買おうとしている人にとっては、かなり不親切なんですよね。

 そこで、あるときから「初めてのラブグッズ」「初めてのローション選び」のような特集ページを設けるショッピングサイトがちらほら登場しはじめました(「はじめてのオナホ選び」もあるのでしょうが、興味がないのでチェックしていません)。思うに、アダルトグッズのショッピングサイトにアクセスした女性のなかでも、「きょうは絶対バイブを買う!」「何が何でもローターを買わなきゃ!」っていう人は決してマジョリティではないいですよね。「ウケる~」といいながら冷やかしてみたり、「こんなの見ちゃってる自分」にワクワクしてみたり。そうしたサイトにアクセスするということ自体がエンタメ的で、実際に買うかどうかはその先にあるもの、という気がしています。

 でも、グッズに興味がないわけではないという女性たちに向けて「ほら、こんなグッズだったら初めてでもダイジョブだよ」「これ買ったらセックスライフ、オナニーライフがいまよりちょっと充実するかもよ」「いまのラブグッズってかわいいし。ほら怖くないよ~」とハードルを低くしてやさしく誘ってくれる。そんなショッピングサイトがある時期から急速に増えたのです。たいていは「女性向け」を謳っていて、サイトのデザインも洗練されて美しく、いかがわしいモノを見ているという後ろめたさをきれいに払拭してくれました。ラブコスメの品ぞろえも豊富で、「コスメを買うついでに、グッズを見るだけよ」というエクスキューズを難なく成り立たせてくれるのだから、ありがたい話しです。

 そんな段階を経ての、アダルトグッズ・ショッピングサイトのwebマガジン化。アダルト界隈で人気の、ひょっとすると広くネット界隈で人気の連載陣をそろえ、ほぼ日替わりで新しいコンテンツを提供するようになってきた……と私が気づいたのが昨年から今年にかけて。ただ面白おかしかったり性欲をあおったりするだけでなく、セクシャルヘルスについてまじめに考える内容のコラムも多数見受けられます。その充実度に、私は目を見張るばかりです。

 ということで、今回は読み物が面白いアダルトグッズ系ショッピングサイトを紹介します。

●ラブピースクラブ

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 女性が運営する女性のためのショップとして有名ですが、いち早くwebマガジン化した先駆者でもあります。ジェンダーについて問題提起する内容が中心で、執筆陣もアカデミックな方から弁護士さんまでと一見カタめですが、時事とからめたものが多いこともあり堅苦しくなく読めます。個人的には、栗林デパ子さんのコラム、好きです。

●大人のデパート エムズ

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 宣伝ぽくてすみません、私も書いてます! 純粋にバイブレビューをしているのはココだけです。アナルオナニーや乳首オナニーなどやや偏よった性癖を滔々と語っている男性のコラムもたいへん興味深いのですが、messy読者にオススメしたいのは、人気セクシー女優・きずぽんこと佐倉絆さんのグッズ解説。セクシーショットも多いのでおそらく男性読者が食い付きまくりでしょうけれど、売れ筋グッズをタイムリーに紹介してくれているので、女性にこそ読んでほしい!

●NLS

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 ブログ形式で多数の連載陣をそろえています。messyでおなじみの、おはなちゃんの名前も! そしてまたまたすみません、ここでも私、連載しています。ほかには50代で性経験ナシ「プロ童貞」を名乗る山口明さんのコラムから、セックスカウンセラー・潮英子さんのコラムまでとたいへん幅広いラインナップです。潮さんはたくさんの男女をカウンセリングしてきた経験値の高さと、あたたかい人柄が行間からにじみ出ていて、読んでいてほっとします。

●アリマライフ

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 性の健康を広めることを目的としたNPO法人のメンバーが執筆陣に顔をそろえています。恋愛から美容、リラクゼーション系まで、広い意味での「性」を扱ったコラムが多いです。取り扱い商品はラブコスメやボディケア用品が中心で、グッズといっても快感目的のモノより、膣トレグッズやコンドームといったセクシャルヘルス関連のものを取りそろえています。

 読んでいくうちにセックスカルチャーからセクシャルヘルスまでいつの間にか詳しくなっちゃえるコラムがほんとに多い! 「この人のコラムが読みたい」「続きが気になるから、またアクセスしちゃった」と動機はなんでもいいんです。そのついでにグッズもポチッと買っちゃってくれれば、グッズ愛好者としてはうれしいかぎりです。

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プロフィール

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■桃子さん

オトナのオモチャ200種以上を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。 ブログ twitter

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  • ティーンズコミックとレディースコミックって、別物?(0)
    小学生の頃、今より書店で簡単に成人向け雑誌が読めたので、一時期レディースコミックを読みました。当時は興奮しましたが、歳を重ねるごとにレディコミの絵柄と内容(老人とヤる等アブノーマルな話)が受け付けなくなりました。(今の絵柄は変わったかもしれませんが)今年35になり、年齢的にレディコミの世代なんでしょうけど、ティーンズコミックはいいんですけど、レディコミはなんだか逆に性欲が萎えてしまいそうです。あれ?そもそも今レディコミの名称がティーンズコミックに変わったのかな? 私くらいの年齢になるとレディコミを好むようになるものなんでしょうか?
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